海第二期の作品

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第27号(通巻第94号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 赤木健介
内表紙 海の理念
織坂幸治追悼
小特集
現代教育考(転載)
評伝・人間織坂幸治【追悼】
「ココロハ コトバデアル。ことばは こころである。」を刊行

織坂さん、花逢忌のこと(転載)
追悼・詩魂の人 『海』の創始者織坂幸治氏
織坂幸治
井本元義/
仲西佳文




長野秀樹

有森信二
エッセイ  福岡文芸教室の頃 追悼・東野利夫先生
アズ・タイム
有森信二

上水敬由
 
小説 真凜の世界
コンパクトタウン
  
高岡啓次郎
川村道行
資本主義の終わりなのかぼくの終わりなのかⅡ
約束 ほか
群    青

牧草  泉
同人の著書紹介  
  『海』第二十六号の作品について 
俳句  風のうしろ  松本西夏 
小説  玲子の孤独
黄色い朝
タイム・スクリーンへの誘い
エゴイストたちの告白・第四話
聖なる川

 
牧草  泉
神宮吉昌
有森信二
 

井本元義
『海』について
受贈誌お礼 ほか
あとがき

           海へのことば


 初めて文学作品を読んだのは、高校生になってからだった。当時ポピュラーなヘッセである。

今も心に残るのは、アポロン神殿の入り口に刻まれていた「汝自身を知れ」という言葉である。それは著者ではなく、作品解説者が記述したのかもしれない。が、爾来これが創作の指針となった。

自身のものは「ボヴァリー夫人は、私だ」の姿勢が基本になっている。主体性、意志の自由、組み込まれた自由など、変化はない。一言が人生に影響を与える。

では、『海』の門前には、どのような言葉が刻まれるのだろうか。後に続く人を鼓舞する言葉なら幸いである。


              赤 木 健 介

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)
川村道行(遠賀郡芦屋町)

笹原由理(行橋市)
神宮吉昌(福岡市)
高岡啓次郎(苫小牧市)

仲西佳文(福岡市)
長野秀樹(諫早市)

牧草  泉(筑紫野市)
群     青(北九州市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第27号
   (通巻第94号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       令和4(2022)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

1冊500円です。


       
         


第26号(通巻第93号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 有森信二
内表紙 海の理念
小説 風に揺れる葉 牧草 泉
海第二十五号の作品について
エッセイ  夏炉冬扇
上水敬由 
  同人の著書紹介     
小説 月の砂   高岡啓次郎 
  全国同人雑誌協会設立のニュース     
小説  「独」と「離」  川村道行 
天の川 ほか
「資本主義の終わりなのかぼくの終わりなのか
笹原由理
群   青
出版紹介  『詩句盡々・天景語録』(織坂幸治・一行詩一行句集)
『虚日の季節』(井本元義・「日仏語『対訳詩集』」
 
  或る独白「ふるさと考」 ほか
生きてここまで来た! ほか
 
有森信二 

牧草 泉
俳句  落花  松本西夏 
小詩論  賢治とカミュとランボー
その反逆と労働について
 
井本元義 
小説  蒼い陽
エゴイストたちの告白・第三話
千の夕焼け
 
有森信二
井本元義
受贈誌お礼 ほか
あとがき

           海へのことば

   今は・ナンドキ・ナンノトキ

今のトキの流れには、殊の外厳しいものを感じます。気温の低さであったり、雪の多さであったり、突如夏日になったり、大雨や洪水や地震ー。しかし、今はなにより「新型コロナ」の跳梁跋扈でしょうか。

新型コロナ・・自然由来のものであるのか、人為的なものであるのか、これは永久に種明かしはされないものだと思われますが、「疫病」というものがこうまで「私たちの日々を変え」「苦しませ」「分断させ」・・ようとは、うかつにも想像しないことでした。

ロックダウン、緊急事態宣言、三密回避、マスク、手洗い、ソーシャルディスタンス、会食制限などなど、「集うこともできない」「国内旅行もままならない」「まして、海外旅行など・・」という具合ですから、「人間関係がなかなか築けない」「動けない」「動かない」「仕事がない」「学校にも行けない」・・ときています。

この、これらの、「これまでとは『真逆』のススメ?」ってなんだろう。ナンノタメだろう。過去にもいくつかの疫病が襲ったとのことですが、世界の多くの人命が失われ、生活や文化が変えられたのだと聞きます。ナゼダロウ・・。

私たちは、いまその渦中にあるのですね。国という存在が、政治が、学説が、メディアが、庶民生活が、こうまで「脆いものだ」とは思わないことでした。

こういうトキに「同人誌」なのか・・。という声が聞こえないではないのですが、この奇妙な「トキ」でも、曲がりなりにも発行しようという意志は消えていません。今後の展望については、どうなりゆくものか推移を待たねばならないようですが。ほんの先ほどまで、「福岡天神で集い、東京で集い、親しく意見交換をし、二次会にも、三次会にも行き」といった日々のあったことが、今は信じられない「夢幻の如く」であります。

ともあれ、このコロナが何とかおとなしくなり、往来が自由にでき、意見交換が存分にできる「トキ」が「早く巡ってくる」ことを願ってやみません。
              
   二(2021.5.1

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)
川村道行(遠賀郡芦屋町)

笹原由理(行橋市)
神宮吉昌(福岡市)
高岡啓次郎(苫小牧市)

仲西佳文(福岡市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第26号
   (通巻第93号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       令和3(2021)年7月1日
 
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第25号(通巻第92号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 高岡啓次郎
内表紙 海の理念
小説 あだし野へ
終雪
有森信二
高岡啓次郎
織坂幸治小特集  織坂幸治を論ずる(小特集)
檀一雄に捧げる鎮魂歌(『畸言塵考』から)
「大風」となった檀さん(『畸言塵考』から)
人と言葉を愛する詩人
評伝・人間織坂幸治
詩魂の人・海の創始者織坂幸治
織坂幸治『畸言塵考』に寄せて 
有森信二

織坂幸治


織坂幸治

長野秀樹
井本元義
有森信二

武田義明
 
  同人の著書紹介    
エッセイ  くわらあん  上水敬由 
  海第二十四号の作品   
心音 ほか
「資本主義の終わりより世界の終わりを想像する方がたやすい」と、マーク・フィッシャーは書いたが
笹原由理


群   青
小説  Y女子大文芸サークル
乳母車
 
牧草 泉
川村道行
 
  ジジ・ババ・地上げ ほか
写真 ほか
夕陽のある風景 ほか 
鳥井まみ
有森信二
牧草 泉
 
俳句  冬銀河  松本西夏 
評論 『平家物語』ノート  赤木健介
小説 静かなる奔流(「六}終楽章の傍景)  井本元義
受贈誌お礼 ほか
あとがき

           海へのことば

 

 海への言葉

汗の成分と涙の成分は似ており、それと血液の成分もほとんど近いというのは面白い。それもそのはずで、汗や涙の原料は血液なのである。鬼才として知られる寺山修司は、涙は最も小さな海であると歌によんでいる。であれば、汗もまた海の滴の一部と言っても差し支えないだろう。これらの成分が酷似していることは、人類が海から生まれたと学者たちが考えるのも当然なのだと思う。汗は比喩としても多く使われる。額に汗してパンをたべる、といえば、手ずから真面目に働いて生活していることを言うわけで、マネーゲームみたいな手段で生きて行こうという人に警鐘をならす。冷や汗をかく。脂汗をかく。寝汗をかく。いろいろあるが、いい汗をかきたいものだ。

                                       高 啓次郎

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)
川村道行(遠賀郡芦屋町)

笹原由理(行橋市)
神宮吉昌(福岡市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第25号
   (通巻第92号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       令和3(2021)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

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第24号(通巻第91号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 井本元義
内表紙 海の理念
小説 ターミナル
昔語り・空騒ぎ
高岡啓次郎
上水敬由
  同人の著書紹介    
虚無 ほか
友のためのやぶ椿による幻想譚 ほか
笹原由理

群   青
評論 『平家物語』ノート(第一回)  赤木健介
  IT時代を生きる ほか
疫病 ほか
話っ花(十四)
 
牧草 泉
有森信二
鳥井まみ
俳句  国を越え  松本西夏 
小説 過去へ
伝言
月光の影(最終回)
 
牧草 泉
神宮吉昌

高岡啓次郎
海第二十三号の作品について
小説 隣接地
キャピタゴンα
エゴイストたちの告白
 (第二話 貴腐薔薇)

有森信二
川村道行

井本元義
海について など
受贈誌お礼 など
あとがき

           海へのことば


   地 中 海

 ここ数年通っている仏文学の講義でカミュの地中海という詩を仏語で読んだ。
 少年のカミュはサッカーや水泳に興じ、十七歳からは良き師に会い文学にも目覚める。貧しいながら充実した日々を送っていた。だが突然の喀血。入院、死を現実として意識したのは初めてだったろう。そして二十歳の時にこの詩を書く。
 地中海の前で、人々は生活を普通に送っている。地中海は伝統の歴史と太陽と命で輝いている。だがその前で人は死を内包している。彼の哲学「不条理」はすでに二十歳のこの詩に現れている。
 彼はまたのちの日記にランボーの詩を引用している。
「海と空は大理石のテラスに沢山の力強い薔薇の群れを引き寄せる」
 ランボーはこの時まだ地中海を見ていない。彼もまた二十歳だった。カミュはこの詩を意識していたに違いない。
 二千十九年五月、僕はマルセイユの丘に立った。地中海に沈む太陽を見るためだった。巨大な太陽が形を壊しながら海に溶け込んでいく。この光景を見ていないのにランボーは美しい詩を書く。
「ついに見つけたぞ 何を 永遠だ 太陽に溶ける海さ」
 そして六十年後、カミュは地中海を昇っていく太陽をアルジェから見ているのだ。
 二人は地中海を間にして語り合う。

   ブログ「あちらこちら文学散歩」より要約
   井本元義

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)
川村道行(遠賀郡芦屋町)

笹原由理(行橋市)
神宮吉昌(福岡市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第24号
   (通巻第91号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       令和2(2020)年7月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第23号(通巻第90号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 牧草 泉
内表紙 海の理念
小説 友誼を断つ
束草の雪
中野 薫
牧草 泉
エッセイ  ライセンスの夏 上水敬由 
  同人の著書紹介    
いのち ほか
ことばたちよ ほか
笹原由理
群   青
海第二十二号の作品について
俳句  天上天下  有森信二
小説  月光の影(第六回)  高岡啓次郎 
小説(招待席) アイツの経歴  神宮吉昌 
ニュートンからヘーゲルへ ほか
過去から ほか
話っ花(十三)
牧草 泉

有森信二
鳥井まみ
  海掲載作品の刊行(井本)   
小説 喫水線
見てくれじゃないよ!
エゴイストたちの告白
 (第一話 センナヤ広場の地下から)
有森信二
川村道行
井本元義
受贈誌お礼、海について など
あとがき

           海へのことば


 ネットで、「亀山郁夫訳の『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』は誤訳のてんこ盛りだ」という一文を見つけた。しかし、これらの批判に対して亀山郁夫の回答・弁明・反論は見当たらない。
 たまたま亀山郁夫の講演があったので、興味津々、野次馬根性丸出しで行ってみた。当人は好々爺で、知性の点では天と地の差があり、及ぶところではないが、年齢的には親しみが持てた。話は奢ることなく、偉ぶるでもなく、背伸びするでもなく、分かりやすい語りで、好感が持てた。「誤訳のてんこ盛り」論について、弁明・反論が出るのではと期待していたが、これは失望に終わった。
 亀山郁夫の印象がよかっただけに、その反作用として、「誤訳のてんこ盛り」論批判へと傾斜した。それは、なぜ刊行して公に問わないか? という疑問である。「文学のフィールドは無限だ」という公理からすると、「誤訳のてんこ盛り」論が、〈日陰に咲く花〉的では、それこそ文学を愚弄するものでは? という思いなのだ。「海」同人諸兄も、この点では異論はないと思う。蛇足だが、刊行すれば、ベストセラー間違いなし、不況の出版業界にとっても干天の慈雨であり、四方万々歳だと思うのだが・・・。

                         牧 草   泉


                   

     

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)
川村道行(遠賀郡芦屋町)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第23号
   (通巻第90号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       令和2(2020)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
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第22号(通巻第89号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 笹原由理
内表紙 海の理念
エッセイ レンゲと「市だご」
上水敬由
  同人の著書紹介   
小説 流れ雲
FAIR & UNPREJUDICE
鼻の記憶
牧草 泉
川村道行 
中野 薫
小春日和 ほか
五月 ほか
笹原由理
群   青
海第二十一号の作品について
俳句    有森信二
もしも私が死んだら ほか
未来から ほか
話っ花(十二)
牧草 泉
有森信二
鳥井まみ
小説 一番鶏と青い空
大杉栄と友人林倭衛
有森信二
井本元義
受贈誌お礼、海について など
あとがき

           海へのことば


  同人誌『海』の名前の由来は何だろう?  
  そういえば聞いたことないな

 何年もお世話になっているのに・・・
   例えば
  文学の世界は海のように広くて大きい
  とか
  創造の種子は海の中に生まれる
  とか
  海に沈むように文学に身を沈めよう
  とか、いろいろ妄想する
  だめだ、イメージが貧困だ
   正解を誰か教えてくれるかな
  ああ、「海」に漂いたい
 
  笹 原 由 理
  

                   

     

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)
川村道行(遠賀郡芦屋町)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市・休会)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第22号
   (通巻第89号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       令和元(2019)年7月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第21号(通巻第88号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 有森信二
内表紙 海の理念
エッセイ メモ・ランダム
晩秋
あちらこちら文学散歩(第八回)最終回
上水敬由
和田奈良子
井本元義
新月 ほか
Row row row your boat ほか
笹原由理
群   青
小説
白い秋
巡査の恋
有森信二
中野 薫
さらば 愛しき時計よ ほか
メール設定
話っ花(十一)
牧草 泉
有森信二
鳥井まみ
俳句 空と・・
分かつ
中野 薫
有森信二
翻訳 街の女マギー(最終回) 牧草 泉
海第二十号の作品について
同人の著書紹介

小説 パレイドリア
姉と僕の関係
静かなる奔流
高岡啓次郎
牧草 泉
井本元義
受贈誌お礼、海について など
あとがき

           海へのことば


海は、深く、青く、遠く、静かにたゆたい、
悠然と胸広げ、のんびり閑としている。
が、いったん事あれば、
天に向かって躍り、鬨の声をあげ、
森羅万象に向かって鋭い刃を抜く。
いま、その鋭い刃の光る場面を見る機会が増えたようだ。
恐らく、蛮種ニンゲンの不埒な仕儀に、
ほとほと愛想が尽きたのだ。
この世は、
曲がったり、少々の放蕩や、脇道に逸れても大丈夫なほどに、
頑丈に造られ、構えられているというが、
海も呼吸をし、食い、恋に落ちたりして、
日々、胸ときめかせたりもするのだ。
海は もちろん海も、
万物である生きものの一種であり、
しかも、ニンゲンが知らず、見ることのない、
あの世への入口へと導く、
幾層もの次元などと呼ばれる、煌めきの場への、
仕分けの術も与えられ、
無謬の域を保たねばならないのだという。

有 森 信 二
                   

                   

     

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第21号
   (通巻第88号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成31(2019)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第20号(通巻第87号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 鳥井まみ
内表紙 海の理念
小説 静かなる奔流
巡査日乗
井本元義
中野 薫
第20号発行記念小特集
海へ、海から
カガミ
詩魂の人 海の創始者織坂幸治
海辺の道
海を旅する
氷晶
海よ
海は語らずわが想念を拒絶する
小橋(青春)
これだけ捜すが
資料

有森信二

上水敬由
牧草 泉
高岡啓次郎
群   青

井本元義
中野 薫
鳥井まみ

エッセイ 私の住所
山辺の道
あちらこちら文学散歩(第七回)
和田奈良子
上水敬由

井本元義
後悔、ほか
椿岬
夜が怖い、ほか
子犬、ほか
話っ花(十)
笹原由理
群   青
牧草 泉
有森信二
鳥井まみ
俳句 曙光
断崖
中野 薫
有森信二
翻訳 街の女マギー 牧草 泉
海第十九号の作品について
小説 俺も啄木
浅川啓子の場合(その二)
月光の影(第五回)
有森信二

牧草 泉
高岡啓次郎
海について
受贈誌お礼、第21号について
あとがき

           海へのことば


セイタカアワダチ草とススキが白い羽根ぶとんをゆらし、
種が飛んでいきますようにと今は、
寒風を待っている。
初原稿を送っての帰り、ホッとしながらも不安がよぎった。
五年後も変わらないのは、
草の種をまきちらす高速道の脇道。
変わったものは、
インターチェンジ内の大木だったイチョウが、みな伐採されたこと。
見晴らしが良くなったと思った矢先に、
「ストップ」の文字と特大な手のヒラ。
逆走を防ぐ看板です。
もし、進入口だと信じて走って行こうとしたアナタ!
年齢のせいばかりではありませんネ。

鳥 井 ま み
                   



                   

        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第20号
   (通巻第87号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成30(2018)年7月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第19号(通巻第86号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 高岡啓次郎
内表紙 海の理念
エッセイ 花と落葉
あちらこちら文学散歩(第六回)
幼稚な日本人
上水敬由
井本元義
中野 薫
小説 家畜化計画
流れる
有森信二
和田奈良子
寂寥、ほか
壊れた季節を
生きて そして生き行く、ほか
君には似合わない
話っ花(九)
笹原由理
群   青
牧草 泉
有森信二
鳥井まみ
俳句 好色
磔刑図
中野 薫
有森信二
翻訳 街の女マギー 牧草 泉
海第十八号の作品について
同人の著書紹介
小説 月光の影(第四回
浅川啓子の場合
ゲイと数日
静かなる本流
高岡啓次郎
牧草 泉
中野 薫
井本元義
海について
受贈誌お礼、第20号について
あとがき

        海へのことば

海は存在そのものであり自在に成るものに成る
海は涙である
海は苦闘の汗である
海は血である
我々は海を所有し、同時にその一部となる
雨となって大地を潤し 全生命の老廃物を吸収し 
腐敗や汚濁をも呑み込んで巨大なスープとなる
人はその滋養を味わい その中で泳ぎまわり 
生と死を経て永遠に漂う魂である
清濁も善悪も光陰も愛憎もあるがままに
光と酸素に満ちた浅瀬の煌めきを
暗い深淵にひそむ淀みを
ときに疲れて横たわり波にたゆたい
再び怒涛の中でもがき苦しむ

高岡 啓次郎



                   

        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)
長野秀樹(諫早市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第19号
   (通巻第86号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成30(2018)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

1冊500円です。


       
         



第18号(通巻第85号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 中野 薫
内表紙 海の理念
小説 SODOMY
月光の影(第三回)
中野 薫
高岡啓次郎
エッセイ 芦北の旅
四十六年前のラブ・レター
あちらこちら文学散歩(第五回)
上水敬由
和田奈良子
井本元義
日暮、ほか
開戦
プロジェクトX・挑戦者たち、ほか
三半規管、ほか
話っ花(八)
笹原由理
群   青
牧草 泉

有森信二
鳥井まみ
翻訳 種の起源 第六章 牧草 泉
海第十七号の作品について
小説 万華鏡
それぞれの道
静かなる本流
有森信二
牧草 泉
井本元義
海について
受贈誌お礼、第19号について
あとがき

        海へのことば

十八歳、初夏。  
その年いちばんの強烈な太陽が、中天にある。
予備校の授業を抜ける。
海へ向かうバスを探す。
ポケットには数百円の小銭。
行けるところまでの切符を買う。
通りの激しい、国道沿いのバス停に、降り立つ。
バスの窓から垣間見た、清冽純潔な海を目指す。
やっと、海にたどり着く。
毎朝母親が詰めてくれる、アルミ箱入りの弁当を、テトラポットの上で食う。
飯が陽射しに温められていた。
すぐ近くの砂の陰、ランデブーの真最中。
眩暈がする。
殺意が湧く。
海に向かって自瀆する。
「太陽のせい」
突然、ムルソーの不条理が解けた。

中野   薫



                   

        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第18号
   (通巻第85号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成29(2017)年7月1日
 
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紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
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第17号(通巻第84号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 赤木健介
エッセイ 佇立する恐怖 上水敬由
小説 斎場の雨音
ボクがマイケルだったころ(二)
高岡啓次郎
赤木マリオ
エッセイ 連休の旅
あちらこちら文学散歩(第四回)
和田奈良子
井本元義
海第十六号の作品について
音楽会、ほか
ランナー、ほか
さらば 愛しき人よ、ほか
白い蝶
笹原由理
群   青
牧草 泉
有森信二
翻訳 街の女マギー
種の起源 第六章
牧草 泉
牧草 泉
小説 水際
奈津子と父の関係

ある弁護士の手記
有森信二
牧草 泉
中野 薫
井本元義
海について
受贈誌等、第18号について
あとがき

        海へのことば


 今年の五月、大学の通信教育部日本文学科に、三年次編入の手続きを済ませた。年金受給者の入学である。卒業できる自信はない。
 先日は、十か月ぶりに遠縁の人にあった。この二年間の高校教科の学習と、編入学について話した。彼は私を見据え、あなたを突き動かしているのは、いったい何なのですか、と言った。さあ、何でしょう、と私は答えた。
「海」同人であることが、その「何」の一つであるのは間違いない。我々を突き動かすエネルギーを、「海」が受容してくれる。同時に、我々が「海」を満たさねばならない。
 
赤木 健介


                   

        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)(休会)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第17号
   (通巻第84号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成29(2017)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第16号(通巻第83号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 井本元義
小説 星と花 R共和国奇譚
月光の影(第二回)
井本元義
高岡啓次郎
エッセイ 『三冊のロング・グッドバイを読む』(松原元信著)を読んでの雑感
あちらこちら文学散歩(第三回)
牧草 泉


井本元義
ひとりの、物の生産の、終わるとき
恐れ、ほか
星の茶屋
小さな音符、ほか
話っ花(わっか)(七)
群   青

笹原由理
有森信二
牧草 泉
鳥井まみ
エッセイ 海の詩魂
本を捨てる
王様の好みの顔
有森信二
上水敬由
和田奈良子
翻訳 種の起源 第六章
街の女マギー
牧草 泉
牧草 泉
海第十五号の作品について
小説 機縁因縁
ボクがマイケルだったころ(一)
火の山
中野 薫
赤木マリオ

有森信二
受贈誌等、第17号について
あとがき

        海へのことば

 若さと老い

 青春とは希望と夢に溢れている。限りない欲望の達成感への希求と、その躍動を甘受できる感覚にあふれている。しかしそれはまた処女航海の船のごとく大海の前で不安におののいている。目指すはるか彼方の島は光に満ちている。
 
 ここで僕は時折目にする「年老いてもいつまでも青春だ」という言葉を唾棄したい。老人にはかつて追い求めた希望があるわけはない。そしてまた若者のような不安もない。眼前には個の消滅、すなわち死がはっきりと見える。時間の問題である。それゆえにこの時間の中で放たれる言葉は凝縮されている。暗黒の光のごとく重く悲しく美しい。
 老いた僕は執拗にそれを求めている。

 最近ある賞をとった若者の作品を読んだ。希望も躍動も不安もない。老いた側から見れば、ただの通りすがりの微風に過ぎない。若者たちよ、少ない時間に執着し、その何かにすがりつこうとする老人たちを、清冽な夏の噴き上がる水で追い流し、雄叫びで新しい感覚の世界を切り開いてくれ。わが老醜を嘲笑されても心地よくなる新しい歌を高らかに歌うべし。 
 例えそれが不条理な暴力に満ちたものであれ。

井本 元義
                   

        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第16号
   (通巻第83号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成28(2016)年7月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第15号(通巻第82号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 牧草 泉
小説 偽手紙
ふたつの残念な話
ある老人のつれづれ
井本元義
上水敬由
牧草 泉
エッセイ 最貧困女子
あちらこちら文学散歩
ある患者の手記 第二回
書評「政治家として第一級の人物」
ことわざ
原 千里
井本元義
赤木健介

牧草 泉

和田奈良子
同人の著書紹介
はかり知れない
話っ花(わっか)(六)
ヒモ、ほか
田舎者、ほか
群   青
鳥井まみ
牧草 泉
有森信二
評論 廣瀬淡窓とその世界
咸宜園の入門者をめぐって

原 千里
翻訳 街の女マギー
種の起源 第五章
牧草 泉
牧草 泉
海第十四号の作品について
小説 落下
罰法転勤
ある男の映像
月光の影(一)
有森信二
中野 薫
牧草 泉
高岡啓次郎
受贈誌等、第16号について
あとがき

        海へのことば

 最近、たまたま機会があって各地の同人誌をめくってみた。同人誌の高齢化が叫ばれて久しいが、それでも心に残る力作が相当あり、創作への熱気がひしひしと伝わってきた。「書けば失敗、書かなければ箒で掃き出されて当然」(カフカ)の世界で、それでも「私は書くんだ!」というのが同人魂なのだろう。もちろん、同人誌『海』近辺にも実力派を数えることができる。
 そこで、ふと思ったのだが、芥川賞も、作品だけに絞って銓衡すれば停滞気味の文学に新風を吹き込めるのではないか。受賞作家でもその四十%は一発屋で終わっている(ある評論家の言)、という事実もある。これは銓衡の基準がばらばらであることを示唆している。一発屋だからといって、その受賞作品が駄作に転じることは決してないはずだ。「過去の作品をも考慮して」、「将来性を信じて」などの銓衡委員の選後評を読むと、ある空しさを感じるのは私だけだろうか。作品は作者を離れて存在可能だとまでは言わないが、やはり作品が主役であることは間違いない。


牧草  泉
 
                  


        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
中野 薫(飯塚市)
原 千里(朝倉市)

牧草 泉(筑紫野市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第15号
   (通巻第82号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成28(2016)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第14号(通巻第81号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 笹原由理
エッセイ ホテル・アストリヤ
リメンバー・パールハーバー
ある患者の手記 第一回
あちらこちら文学散歩
上水敬由
和田奈良子
赤木健介

井本元義
かくれんぼ、ほか

いのちのそこにあるもの
アフロディーテのいる空間、ほか
入口出口、ほか
笹原由理
井本元義
群   青
牧草 泉

松本西夏
詩と画 話っ花(わっか)(五) 鳥井まみ
俳句自由律 忘れる 松本西夏
同人の著書紹介
翻訳 種の起源 第五章
街の女マギー
牧草 泉
牧草 泉
海第十三号の作品について
評論 廣瀬淡窓と咸宜園
廣瀬淡窓とその世界
淡窓の師亀井南冥
原 千里
原 千里
掌編小説 靴音
別れ
有森信二
牧草 泉
小説 ある老婆の話
仮面人形
牧草 泉
有森信二
入選について
海について
受贈誌等、第15号について
あとがき

        海へのことば

 言葉を奏でられる人はいいなと思う。
旋律は、文字無く想いを運ぶから…
 絵画を描ける人は羨ましいと思う。
創造は、言葉無く心を届けるから…


 どうして、文字を使って言葉を書くのだろう?
 どうして、日本語が読める人しか判らない
 日本語の詩を書くのだろう?
この地球の言葉という国境をなぞりながら考える。


 だからこそ、書きたいと思う。
 だからこそ、伝えたいと願う。
日本語の読める人しか判らない、日本語の詩を
紡いで生きたいと祈る。


 笹原 由理
 

                   


        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市・休会中)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
原 千里(朝倉市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)
群   青(北九州市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第14号
   (通巻第81号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成27(2015)年7月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
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第13号(通巻第80号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 松本西夏
エッセイ 椎の葉
廣瀬淡窓とその世界
時代を先取りした淡窓の教育

国境の街綏芬河
上水敬由
原 千里

和田奈良子
同人の著書紹介
失意、ほか
海―レクイエム、ほか
マリアノヰタマチ、ほか
見えないもの、ほか
笹原由理
井本元義
牧草 泉
松本西夏
詩と画 話っ花(わっか)(四) 鳥井まみ
俳句自由律 雨また雨 松本西夏
翻訳 種の起源 第五章
街の女マギー
牧草 泉
牧草 泉
評論 廣瀬淡窓とその世界
「学制ノ議」をめぐって
原 千里
児童小説 リコちゃんごめんね 高岡啓次郎
海第十二号の作品について
掌編小説 光の子
青春の軌跡
有森信二
牧草 泉
小説 偏光玩具
遅れて来た少年
K子と俺の関係
いつの日か、流離いの
高岡啓次郎
有森信二
牧草 泉
赤木健介
海について
受贈誌等、第14号について
あとがき

        海へのことば

  潮の匂いは清々しい
  キャンプの朝まだきの時間に
  岩場に一人下り立ち
  海の音を聴く
  海の声を聴く
  心に染みいるような音で
  密やかな声で
  遙かな物語の詞を奏でる
  久遠の時が儀式のように
  飽くこともなく寄せては返し
  寄せては返し
  絶えることなく紬ぎ出した音曲であり
  物語であるという
  清々しい強い潮の匂いに満たされた
  朝ぼらけの悠久の調べは
  途方もなく古くて、新しくて、
  胸塞がれるほどに懐かしい

  松本 西夏
 

                   


        

        

 
赤木健介(生駒市)
有森信二(太宰府市)
井本元義(福岡市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
原 千里(朝倉市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第13号
   (通巻第80号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成27(2015)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

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福岡金文堂本店(天神・新天町)

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第12号(通巻第79号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 鳥井まみ
エッセイ 特別寄稿
妄想と文学~「海}に寄せて
ルガー
十七文字の灯
今も青春

横尾和博
上水敬由
小山多由美
和田奈良子
同人の近刊
挑戦、ほか
夕日のある風景、ほか
風、ほか
笹原由理
牧草 泉
有森信二
詩と画 話っ花(わっか)(三) 鳥井まみ
俳句自由律 無人の家 松本西夏
翻訳 種の起源 第五章
街の女マギー
牧草 泉
牧草 泉
評論 廣瀬淡窓とその世界
 月胆評教育の功罪

青木繁との旅(2)

原 千里

小山多由美
海第十一号の作品について
掌編小説 喝采
吉瀬美智子の秘密?
有森信二
牧草 泉
小説 白い翳
ある老人の生活風景
優しい毒
断崖
有森信二
牧草 泉
高岡啓次郎
高岡啓次郎
海について
受贈誌等、第13号について
あとがき

        海へのことば

子供の勉学や就職や結婚に、親も、学校も頭を 痛めている。
難しい世の中になったものだ。
甘やかしもいけないが、ほったらかしもいけない。
これは子供の問題か、親の問題か、学校の問題か。
ともかく、ウザイと言われようとも、あれもこれもと、つい手を差し伸べてしまう。
天満さまに、お寺にとお参りしたり、五色のリボンのついたお手綱を振ったり、ほっとけないけど、やり過ぎては元も子もない。
子も、親も、学校も、大波小波の海をくぐる必要がある。

鳥井 まみ
 

                   


        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)
小山多由美(糟屋郡宇美町)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
原 千里(朝倉市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第12号
   (通巻第79号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成26(2014)年7月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

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第11号(通巻第78号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 原 千里
エッセイ チェスタトン
旅の一日
小学校英語教育の諸課題
-教科化をめぐって-

上水敬由
和田奈良子
原 千里
海第十号の作品について
追憶、ほか
ある野心、ほか
夢の軌跡に、ほか
笹原由理
有森信二
牧草 泉
詩と画 話っ花(わっか)二 鳥井まみ
俳句自由律 解体 松本西夏
翻訳 暗褐色の子犬 牧草 泉
評論 廣瀬淡窓とその世界
 朝吹英二の血脈

青木繁との旅(1)
原 千里

小山多由美
掌編小説 離陸
メッセージ
ある男の気がかり
有森信二
高岡啓次郎
牧草 泉
小説 船底(せんてい)
渓流の眠りの中へ
ある男の軌跡
高岡啓次郎
有森信二
牧草 泉
海について
受贈誌等、第12号について
あとがき

        海へのことば

  文化とは何か?。辞書には「人類の理想を
 実現していく精神の活動。技術を通して自然
 を人間の生活目的に役立てていく過程で形作
 られた生活様式およびそれに関する表現」と
 説明されている。
  文化の定義は難しい。文化の研究者が一〇
 人おれば一〇の定義がある。だが、難しく考
 える必要はない。「文化は人間の営み全てで
 ある」。少なくとも、文化人類学ではそうで
 ある。人間は文化を営む。文化を営むから人
 間である。犬や猫が文化を営むことはない。
 したがって、「文化とは何か?」と問うこと
 は「人間とは何か?」と問うことである。
  私たちは、『海』での執筆を通して「人間
 とは何か?」問うていく。

 原  千里
                   


        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)
小山多由美(糟屋郡宇美町)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
原 千里(朝倉市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第11号
   (通巻第78号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成26(2014)年1月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

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第10号(通巻第77号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 高岡啓次郎
エッセイ おりえんたる
折り返し地点
廣瀬淡窓とその世界
-淡窓、久兵衛、旭荘-
上水敬由
和田奈良子
原 千里
涼風、ほか
産声、ほか
法則、ほか
笹原由理
有森信二
牧草 泉
詩と画 話っ花 鳥井まみ
俳句自由律 尼僧 松本西夏
第10記念特集「海へ」 資料等
「海」の思い出
ありあけの
海、ほか
海に死す
有森信二
牧草 泉
上水敬由
有森信二
高岡啓次郎
評論 廣瀬淡窓とその世界
咸宜園で学んだ朝吹英二
原 千里
翻訳 けちんぼの恋人
警察官と賛美歌
牧草 泉
牧草 泉
掌編小説 コスモス
別れ
有森信二
牧草 泉
小説 幸福の詩
百年のナグネ
海神
一日だけの長い旅
有森信二
牧草 泉
有森信二
高岡啓次郎
同人の近刊
海について
受贈誌等、第11号について
あとがき

       海へのことば

涙は人間が作り出すもっとも小さな海ですと寺山修司は言った。彼はその詩を通して茫洋たる大海原と人間との結びつきを彼独特の比喩で言い表した。どう解釈するかは人によって異なるだろうが、いずれにしても海は極めて巨大な存在であると同時にごく微細でデリケートな存在でもある。人間の精神というものは、あるときは宇宙や空間を凌駕するまでに広がりを見せるかと思えば、まばたきひとつの微妙な変化に内在する魂の惑いや動揺のようなものを表しもする。大小はあくまでも相対的な感覚からくるものであって、その本質に共通する暗喩には未知の闇が隠れている。それを文字という表現方法を用いて吐露するのが『海第10号』の目的でもある。ツルゲーネフは私が海に落ちる時は近づいたと書いて海を死と同列においた。このように海は生命発祥の源であると同時に死の象徴でもある。つまり海の表すアレゴリーは人間という不可思議な生き物の肉体的、精神的、霊的なもののすべてを内包しているということだ。私たちは『海』の誌面を借りて人間の謎に挑み続けるものである。

高岡 啓次郎


        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
鳥井まみ(兵庫県)

仲西佳文(福岡市)
原 千里(朝倉市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第10号
   (通巻第77号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成25(2013)年9月15日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

1冊500円です。


       
         



第9号(通巻第76号)目次 同人一覧・表紙・発行
 
海へのことば 月岡祥郎
エッセイ 寒鐘
望郷
上水敬由
和田奈良子
海第二期紹介
現世~メビウスの輪~、ほか
卑彌呼さん
星降る、ほか
そのときソクラテスは?、ほか
笹原由理
月岡祥郎
有森信二
牧草 泉
俳句自由律 ヒト 松本西夏
漫遊記 文芸漫遊記(二) 有森信二
翻訳 大きな岩の顔(その2) 牧草 泉
掌編小説 採用
タクシー
有森信二
高岡啓次郎
小説 吹き上げる雨
木枯らしの吹く街
視線
有森信二
牧草 泉
高岡啓次郎
海の広場
海について
受贈誌等、第10号について
あとがき

       海へのことば

形も色もなくひとの自由にならないが
それは意思をもってうごき
気配と表情をあらわし伝えていく
獣やら鳥やら魚やら虫やら
地を覆う草木やら花やら苔やらも
その性ゆえに天と継っているからおのれの思考を表にださない
だがひとは
三十六億年の進化の記憶を沁みこませていながら
あれやこれやと自我をおもてに出そうとする
その癖はなんとかならないものか
如何せんひとは人であるから
生きてきた塵芥(ちりあくた)まで背負(しょ)いこんで生きている
 
いのちはおのれの身の周りをとりまいていて
大きな声でも小さな声でも伝わる空気のように充満している
だから自分だけの人生だと思うな
遠いむかし
どこかで這ってた虫でもあったのだから

月岡 祥郎

        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
高岡啓次郎(苫小牧市)
月岡祥郎(福岡市)

仲西佳文(福岡市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第9号
   (通巻第76号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成25(2013)年4月1日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

1冊500円です。


       
         



第8号(通巻第75号)目次 同人一覧・表紙・発行
 

海へのことば


エッセイ







俳句自由律

翻訳


漫遊記
 
掌編小説

小説










印象
長い三十メートル


慟哭、ほか
走る、ほか
仙﨑にて、ほか

蝉時雨

『種の起源』翻訳第四章
大きな岩の顔(その一)

文芸漫遊記(一)

遺言

フェリーツェの愛
鼠の告発

海について

受贈誌等、第9号について

あとがき



牧草 泉


上水敬由
和田奈良子

月岡祥郎
笹原由理
有森信二
牧草 泉

松本西夏

牧草 泉
牧草 泉

有森信二

有森信二

牧草 泉
有森信二





       海へのことば

校正の締め切りが迫ってきた
ふと カフカを思い出す
『断食芸人』の校正を目の前にして


「ここで どうしても手を入れなくては」
「悪くても このままにしておこう
でないと もっと悪くなるかも」
「もう一度読み返したい
でも 気持ちが乱れるかも
いや きっと乱れる
それでも もう一度しなくては」

カフカも苦しんだんだよな
これってオレも同じだよ
いや 巷のもの書きも同じだよ
でもカフカにはドーラがいたんだ
オレには誰もいないんだ
なぜ?
孤独ってつらいんだよ
でも 校正しなくっちゃあ
オレにもドーラがいたらなあ


牧草   泉
        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
月岡祥郎(福岡市)

仲西佳文(福岡市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第8号
   (通巻第75号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成24(2012)年10月20日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

1冊500円です。


       
         



第7号(通巻第74号)目次 同人一覧・表紙・発行
 

海へのことば


巻頭エッセイ

評論











俳句自由律
          翻訳

小説










辻切り

過失犯に関する一考察
(その2)


同人の近刊



迷子、ほか

振り返る、ほか
少女そして少女よ!、ほか
 
茫漠

『種の起源』翻訳第四章

赤い陽
お姉ちゃん子
桜島の少年

海について

受贈誌等、第8号について

あとがき



笹原由理


上水敬由

牧草 泉





笹原由理
月岡祥郎
有森信二
牧草 泉

松本西夏

牧草 泉

有森信二
牧草 泉
和田奈良子





       海へのことば

 お元気ですか。ご無沙汰しています。
 今年の冬は、とても寒かったですね。私の病気には堪えます。
 昨年は、たくさん旅行をしました。山陰にも行きました。日本海も見たいと思い、境港の海にも出掛けました。九州の海しか知らなかったせいか、その海はどこか違って見えて、匂いさえ違和感を憶えました。まあ、九州の海と言っても故郷だけですけどね。
 その違和感は、知らない人にでも出会ったような不思議な感覚で、思わず「初めまして」と言ってしまいそうになりました。
 岸壁に打ち付ける波しぶきを少し受けながら、日本海の風を身体中で浴びてきました。
 風の中で感じました。この地球の海は一つなのに、いろんな国の海、いろんな地域の海、小さな海、大きな海が在るという事を‥‥。
 きっと、そのどれも、匂いも風も色も違うのでしょう。これからも、故郷の海を身一杯に纏いながら、いろんな海に触れたいと思いました。
「初めまして」と言いながら。
 今年の夏は、また暑いのでしょうか。その方が身体には楽です。
 それでは、また。


笹原 由理
        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
月岡祥郎(福岡市)

仲西佳文(福岡市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第7号
   (通巻第74号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成24(2012)年4月16日
  
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

また、全国のどの書店からでも注文が出来、海を入手することが出来ますので、御利用ください。

1冊500円です。


       
         



第6号(通巻第73号)目次 同人一覧・表紙・発行
 

海へのことば


巻頭エッセイ

評論






俳句自由律

翻訳

小説




入選・放映





明暗

過失犯に関する一考察


蜃気楼、ほか
なぜって?
息をする、ほか

施餓鬼

『種の起源』翻訳

虚空疾走
イカロスを愛した女
云彩(雲)

笹原

海について

あとがき



有森信二


上水敬由

牧草 泉

月岡祥郎
笹原由理
牧草 泉
有森信二

松本西夏

牧草 泉

有森信二
牧草 泉
和田奈良子





       海へのことば

幾多の海山を越え
財を蓄えた者もあろう
他を圧する知識を蓄えた者もあろう
得難い人脈を蓄えた者もあろう

世に入れられず
人に恵まれず
進むことを拒まれた者も
あるやも知れない

問題は今
今何をどうしたいかだ
今を思い切って歩き始め
今を思い切って走り始めるとき
思いの外軽々と
見知らぬ域へと
足を進めることが
出来るかもしれない

有森 信二
        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

笹原由理(行橋市)
月岡祥郎(福岡市)

仲西佳文(福岡市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

和田奈良子(有森気付)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第6号
   (通巻第73号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成23(2011)年10月15日
    
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

第6号は、冊子内容をシンプルな体裁に組んでいます。
       
         


第5号(通巻第72号)目次 同人一覧・表紙・発行
 

海へのことば


巻頭エッセイ







俳句自由律


翻訳


小説








こころ



栗の木を伐る、ほか
月降る夜、ほか


素心蝋梅



『種の起源』翻訳第三章


漂砂
玉枝の生活


海について

あとがき


月岡祥郎


上水敬由


月岡祥郎
有森信二
笹原由理


松本西夏


牧草 泉


有森信二
牧草 泉




             海へのことば

常世重浪する国なり

 傍可怜国なり  の国らむふ…

 

            

 ひととしての断崖

 寄せては返し
 返しては寄せる波打ち際にあって

 あちら側とこちら側を現している

 あちら側は深い意思に満ちた

 無窮の宇宙と継っているから

 その一点であるひとは

 恒常の中で生きているのだ

 
書紀巻第六  垂仁天皇  二十五年二月十三日


月岡 祥郎
        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

北里美和子(熊本市) 

笹原由理(行橋市)
月岡祥郎(福岡市)

仲西佳文(福岡市)

牧草 泉(筑紫野市)
松本西夏(太宰府市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第5号
   (通巻第72号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成23(2011)年3月30日
    
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

第5号は、冊子内容をシンプルな体裁に組んでいます。
       
         



第4号(通巻第71号)目次 同人一覧・表紙・発行
 

海へのことば


巻頭エッセイ







川柳


俳句自由律


同人の本


翻訳


小説








端艇


路地の角、ほか

めまい、ほか


終の場所


向日葵



同人の本(近刊)


『種の起源』翻訳第三章


フアン
青春の断章
幻日


海について

あとがき



北里美和子


上水敬由


北里美和子
月岡祥郎
有森信二


北里美和子


有森信二





牧草 泉


中川  蜩
牧草 泉
有森信二



       海へのことば

海を慕い  海へ沈倫

海を信じ  海より浮上

豊饒の海よ
無限の海よ

北里 美和子
        

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)

北里美和子(熊本市) 

笹原由理(行橋市)
月岡祥郎(福岡市)
中川  蜩(糸島市)   

仲西佳文(福岡市)

牧草 泉(筑紫野市)  

(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第4号
   (通巻第71号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成22(2010)年10月15日
    
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)

第4号は、冊子内容をシンプルな体裁に組んでいます。
       
         



第3号(通巻第70号)目次 同人一覧・表紙・発行
 

海へのことば


巻頭エッセイ


新ぼんくら談義








俳句自由律


翻訳


70号記念特集
海の風景
 
 

 
 
   
ミニロマン


小説








びんろう


現代現場考


飛翔、ほか
MRI

ブランコ、ほか



万物流転


『種の起源』翻訳


表紙
「海」の風景
私の海・私と「海」
杳かなり
海の「先人」たち
70号資料





風の呼ぶ声
水位
波の音
春の幻


海について

あとがき


牧草 泉


上水敬由


織坂幸治



笹原由理
北里美和子
月岡祥郎
有森信二


有森信二


牧草 泉



笹原由理
北里美和子
月岡祥郎
有森信二



織坂幸治


有森信二
北里美和子
由比和子
牧草 泉


           海へのことば

周囲を見渡すと、どこかにというよりいたるところに、「物書き」がいる。そうして売れもしない同人誌を絶えず創刊し、休刊し、廃刊し、再刊している。
私はある詩人の言葉を思い出す。
「編集者の一部は作家のなりそこないだが、作家の大半もそれである」
そのことを十分に分かっていながら、物書きは机に向かう。
文学は薬効の強い麻薬と同じだと思う。

                       
 牧草    泉

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)
織坂幸治(福岡市)

北里美和子(熊本市) 

笹原由理(行橋市)
月岡祥郎(福岡市)  

仲西佳文(福岡市)  

牧草 泉(筑紫野市)  

由比和子(糸島市)
(以上50音順)
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第3号
   (通巻第70号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成22(2010)年4月20日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)
   

                  



第2号(通巻第69号)目次 同人一覧・表紙・発行
 


海へのことば


巻頭エッセイ


新ぼんくら談義








俳句


小説









残影


現代比較助詞考


裏切り、ほか
舞う

星降る、ほか



今朝の露


帰還
参考人浜野シズエの
供述書

月蝕


海について

あとがき


有森信二


上水敬由


織坂幸治



笹原由理
北里美和子
織坂幸治
有森信二


有森信二



由比和子
牧草 泉 

有森信二

           海へのことば

海は偉大である

海は全ての全ての全てである
ゆえに吾も海の一滴である


 有森 信二

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)
織坂幸治(福岡市)

北里美和子(熊本市) 

笹原由理(行橋市)  

仲西佳文(福岡市)  

牧草 泉(筑紫野市)  

由比和子(前原市)
以上50音順
                                   
文芸同人誌
 海 第二期第2号
   (通巻第69号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成21(2009)年10月15日
 
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)
                     
                                                                            

創刊号(通巻第68号)目次 同人一覧・表紙・発行
 


海へのことば



新ぼんくら談義







俳句自由律


小説





現代教育考


透明人間、ほか
キンタマの詩
永遠について、ほか



天気晴朗



氷海の航跡
うたかた

螺旋階段


海の発刊について

あとがき(海について


由比和子


織坂幸治



笹原由理
織坂幸治
有森信二


有森信二



由比和子
牧草 泉
北里美和子
有森信二

           海へのことば

海は、長い間、人の希望や夢、

悲しみや絶望を、

なにもかもを飲み込んで、

あれ程までに

大きくなったのだ。

だから、初めて海を見る者は、

恐れおののいて立ち尽くし、

無口になるのだ。

由比 和子

        

 
赤松健一(生駒市)
有森信二(太宰府市)
上水敬由(熊本市)
織坂幸治(福岡市)

北里美和子(熊本市) 

笹原由理(行橋市)  

仲西佳文(福岡市)  

牧草 泉(筑紫野市)  

由比和子(前原市)
以上50音順
                                   
文芸同人誌
 海 第二期創刊号
   (通巻第68号)


  発行所
       花書院(福岡市)

   編 集
       海編集委員会


   発行日
       平成21(2009)年6月20日
  
海は、次の書店でお買い求めできます。

紀伊國屋書店福岡本店(博多駅中央街)
ジュンク堂福岡店(天神)
福岡金文堂本店(天神・新天町)
                    
                                                                            


 
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