海 第二期







海(umi)
海について
  1. 海は、文芸作品を発表する場であり、かつ、広く、遠くに運ぶ場である
  2. 海は、文芸を志す者同士の交歓の場であり、海の主人公は、同人個々である。
  3. 海は、生涯にわたり、文芸にかかわっていくための場である。
  4. 海の同人は、自身の真摯な、やむにやまれぬ表現の発露として、小説、評論、詩、エッセイ等の文芸作品を創作し、発表する。
  5. 海には、編集に関することを行うため、編集担当者で構成する編集委員会を置き、編集委員会に発行責任者を置く。
  6. 編集担当者は、第一に作者であり、併せて編集・発行の作業を行う。
  7. 海の同人は、定められた同人費を納入する。
  8. 海は、年2回の発行をめざす。
海への入会について
  1. 海では、文芸を愛し、切実に発表の場を得たいという気持ちをお持ちの方に、門戸を開いています。意欲ある方の入会を、歓迎いたします。
  2. 入会御希望の方は、上記「海について」の趣旨に賛同いただける場合に、氏名 (筆名で可)、住所、電話番号(電子メールアドレスも記載)、文芸に関する略歴、作品として目指したいこと、簡単な作品(400字詰め5枚程度の作品をワードか一太郎で作成)を、メールの添付ファイルで(あて先:bungeiumi2+gmail.com)送付ください。(アドレスの+は@に置き換えてください)。
  3. 有森あてのFD、CDの郵送も可です。(FD、CDは返送しませんので、コピーを残してください)
  4. ◎ 海では、電子情報による情報の伝達を行っています。
  5. ◎ 電子情報(ワード処理、インターネット閲覧、メール送受信)を扱える方を、希望します。
  6.  海同人との良好な協調関係を維持できる方を、望みます。  
(海第二期創刊号:あとがき) 〈参考〉
  • 海第一期 が終刊となり、ある意味での安堵はあったものの、日が経つにつれ、たとえようのない淋しさに見舞われました。
  • 書くという気持ちはなに一つ失っていないのに、書いたものを発表する場がないということです。これは、誰もが予測していたことですが、この「発表の場」がないということの空しさは、予想を越えていました。
  • 1年近く前、ホームページで発信することも選択肢に入れ、読んでもよくわからないIT関係の本を読みあさり、なんとかそれらしきものを設けてみました。
  • ホームページを設けるということは、ある意味で、作品を書かせてくれるという意外な役割を果たしてくれました。しかし、やはり発表の場がないのです。
  • 今回の海第二期の趣意書には、「高いレベルを目指す」というくだりも入れましたが、その最も肝要なところは、1)書いたものを発表する場を設ける、2)文芸に生涯現役として加わる、という二点を、自らの問題として実現したいということでした。
  • 勿論、同人各位は、評価に値する骨太の作品を生み出すことに全力をあげるものと思われますが、評価云々などに先んじ、「作品を発表する=社会と関わる」ということに、これまでとは異なった、新たな意義を見出したのではないかと思われます。
  • これらのことが、多少の紆余曲折を経て進展し、実現に至ったことを素直に喜び、改めて、関係者に感謝の意を表したいと思うものです。
  • 最後に、海第二期が、単なる「仲良しクラブ」を目指しているものではない、という一点を加えさせていただきたいと思います。(有森信二)
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