【理念、指標など】
1 海は、文芸作品を発表する場であり、かつ、広く、遠くに運ぶ場である。
2 海は、文芸を志す者同士の交歓の場であり、海の主人公は、同人個々である。
3 海は、生涯にわたり、文芸にかかわっていくための場である。
4 海は、文芸を志す者に、広く門戸を開放する。
「海」第一期終刊以降、新生「海」を名乗ることについて、かなりの意見交換を行いましたが、「海」という誌名の他にこれを越えるものがなく、また、創立期とは内容は異なるものの「海」という誌名を引き継ぐことで、高いハードルの上に、新たなるハードルを設け、次の来訪者である同人諸氏に、憩い、くつろぎ、泳ぎ、潜り、あるいはあてどもなく漂流することなどにより、諸氏それぞれの「NO1」(「ONLY1」)を目指してもらうものといたしました。
よって、新生「海」(第二期)は、広く、遠く、深く、高く、どこまでも繋がり、文芸を志す誰もが、かなり自由に出入りできる場である、という意味合いを持つものとします。(有森信二)
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